八龍神社縁起 一,創 建 嘉元二年十一月七日(一,三〇四)約六九〇年前 一,祭 神 彦火々出見尊(ヒコホホデミノミコト)(日子穂々出見尊) 豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト) 一,所在地 小郡市津古字内畑 一,祭神彦火々出見尊は天照大神三代天孫邇(しんにょうの点は一つ)々芸命(ニニギノミコト)の御子で別名山幸彦とも云い神武天皇の祖父に当る。 妻の豊玉姫は海神の姫君である。 穂々出見尊の名の由来は,稲穂が多く重なる様を表し山幸彦も五穀の豊穣を表している。 八龍神社の社名は祭神豊玉姫が龍神であり龍神を八大龍王と云う事から略して八龍神社となったものであり,創建以来村人の厚い信仰を集め現在に至っている。 尚,現社殿は天保五年(約百六十年前)の村内大火で焼失し再建されたものであり,当時藁葺きであったが昭和に入り瓦葺きとなった。
行事 一,例 祭(神社創建日) 十二月七日 一,元旦祭 一月一日 一,夏祈祷 七月初旬より二日間 二日茅の輪くぐり 一,夏祭り(夜渡(よど)) 七月六日 一,八朔祭り 九月十五日(旧八月一日) 一,盆綱引き 八月中旬 戦前中断 一,おくんち(供日) 十月十七日 戦後中断 一,堂籠り(旧十月一日送日)神無月(迎日旧十月三十一日神待)戦後中断
平成七年九月吉日 境内掲示由緒 |